2022年度(令和4年度) 防災訓練2 実施報告(1/15実施)

  <手ぬぐい提示数 60.3%! 訓練参加者200名>

<目次>
 訓練1 大丈夫手ぬぐい ・訓練2 いっとき避難場所 ・訓練3 体験型訓練 ・スタッフの皆さんお疲れ様

2023年1月15日(日)朝から曇天で雨がいつ降るかわからないなか、「今日の雨は15時以降」の天気予報を信じ開始しました。結果、雨にも降られず全イベントを予定通り終了することが出来ました。

今回の訓練は盛りだくさんのコーナーを設け開催、自治会役員はもとより谷本中学校の先生生徒、子供会のお母さん方、区役所や消防署、無線協力会、そして参加住民の皆さんと大変多くの方々の協力の下実施できました。参加された方々、お手伝い頂けた方々お疲れさまでした。

発災した場合に頼りになるには公助はもちろんですが最後は自助、共助!常日頃から自治会活動を通じ顔なじみを増やしいざという時には梅が丘住民一丸となり乗り切りましょう。

~回覧資料~ 防災通信8(1/15防災訓練レポート)

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【訓練1】「大丈夫手ぬぐい」により家族の安全をご近所に知らせる

今回の「大丈夫手ぬぐい」掲示率は過去最高に一歩及ばず60.3%でした。「大丈夫手ぬぐい」は震災が起こっとき、家に住む人の安全が確認できている場合は、玄関先など通りから目に付くところに掲示してください。掲示することにより自治会や行政では住民の安否を確認できます。手ぬぐいが出ていない場合けがで動けない人がいるかもしれません。「大丈夫ですか?」と声をかけて助け合いましょう。

【ミニ知識】
発祥は梅が丘:防災安否情報確認の取り組み「大丈夫手ぬぐい」は2011年梅が丘で生まれました。現在では谷本連合自治会全域のほか、横浜市内の多くの自治会で取り組まれています。

【訓練2】いっとき避難場所での顔合わせ

震災等が発生したときに身の安全を確保するために避難する近くの公園や空き地のことで、震災時避難場所(地域防災拠点)や広域避難場所へ避難する前に一時避難して様子を見たり、避難するために集結する場所です。近隣同士情報交換して共助の精神で助け合う集合場所です、日ごろから自治会のイベントを通して顔なじみになりましょう。
梅が丘の避難する公園はこちらのページを参照してください。

【訓練3】防災拠点での「体験型訓練」

◆受付体験

受付で検温、手指消毒を行い体験型訓練開始。

被災時は受付で避難者名簿への記入や要介護者、発熱者、けが人等をそれぞれの避難場所へ誘導します。

◆起震車体験

「起震車」の正式名称は「防災指導車」で、地域や事業所などの防災指導で地震を体験することができる車両です。関東大震災や阪神淡路大震災などの地震の揺れを体験することができます。

今回、体験者は消防署の担当者の方から「壁にくっついて座ると頭を打つので離れるて座ること」「前に座ると落ちるよ」とまず注意を聞いた後、実際の地震の体験開始、「いやぁ~震度7はすごい」、「とても立ち上がれない」、「終わった後も揺れているみたい」等の感想が聞かれました。

谷本中学校の生徒も興味津々でトップバッターで参加してくれました。

◆消火器訓練

今回使用した消火器は本物ではなく水が出るもの。なかなか難しいのか標的になかなか当たらない。水が出ている時間が短く物足りないと思われた方もいらしたのではないかと。実際に火が出た時には慌てずしっかりと消火活動を行いたいものです

消火器は、初期消火に非常に有効な手段の一つです。火災による被害を最小限にするためにも、使い方をしっかりマスターしたいものです。

消火器の適正な維持管理につきましては横浜市のホームページを参照ください。
 👉消火器の適正な維持管理等について

◆炊き出し訓練

大釜と備蓄のガスで炊き出し訓練を実施しました。3年ぶりの炊き出し訓練で炊き出しリーダーもすっかり手順を忘れてました。でも秘密のレシピが大釜をのせるガスコンロの側面に。これがあれば慣れてない方でもできちゃいます。大釜でのご飯炊きなんてめったにやらないですものね。

この大釜、一度に46Kgご飯が炊けるんですよ。それも強力なガスコンロであっという間に炊き上げちゃいます。訓練の日は無洗米10Kgでご飯炊き、炊きあがると22.6Kg200人分のご飯が出来ます。また同じ大きさの大釜でけんちん汁を180人分つくりました。(これはけんちん汁の備蓄品に長ネギを加え温めてお出ししました)。

訓練参加者の方に試食いただきましたが如何でしたでしょうか。

◆はまっこトイレ(災害時下水直結式仮設トイレ)見学

よく耳にする「災害用ハマッコトイレ」の正式な名前は「災害時下水直結式仮設トイレ」です。ハマッコトイレは、運動場の下水道用のマンホールの上に設置します。C棟屋上のプールとホースでつなぎ排泄物をプールの水で流す仕組みです。今回はマンホール、屋上プールとのホース接続はせず仮設トイレを訓練参加者の皆様に見て頂きました。前回の防災訓練(9月8日(日))時に自治会役員と家庭防災員でプールへのポンプ設置から仮設トイレ設置までの一連の訓練を実施しました。

◆ダンボールベッド(簡易ベッド)見学

段ボールベッドは体育館の床に直接座るのに比べ温かかく過ごすことが出来ます。また、間仕切りはプライベート空間を作るのに適しています。見学時に実際のベッドの上で寝られたかと思いますが如何だったでしょうか。

ダンボールベットの隣で谷本中学校生徒さんにランタンの手回し充電をお願いしました。なかなか疲れすよね、お疲れさまでした。

段ボールベッドの作り方(同じタイプではありませんが)NHKのホームページに動画がありました、参考に。
👉ダンボールでベッドをつくろう(NHKホームページ)

◆終わりの挨拶

最後に細井・梅が丘防災部長、佃・梅が丘自治会会長(谷本中学校地域防災拠点委員長)よりご挨拶をさせて頂きました。参加頂いた方々お疲れさまでした。

【最後に】スタッフの皆さんお疲れさまでした

・炊き出し準備
・ハマッコトイレ、段ボールベッド、受付、開始ミーティング(中学生さんも参加)


・クロージング

・スタッフ

写真:細井、横山、水本 写真・文 雑賀 

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